エスロクフォールディングパス

S660とF-20Rで峠を旅する(たまに登山)

はじめまして

F-20Rを注文した

 昨晩、上野のとある自転車屋で、F-20Rを注文した。

 F-20Rはアメリカの自転車メーカーKHSが製造する、小径のタイヤで走る折りたたみ自転車だ。とある目的があり、ネットで欲しい自転車を調べていたので、購入する自転車はほぼ決まっていた。あとは、これからGWになろうというこの時期に、果たして目当ての自転車を早めに手に入れられるかを心配していたのだが、すぐに現車を発見。GW前に納車できるということなので、即決で注文してしまった。
 見つけたF-20Rの現車は、カラーがマットチタン。チタンと呼ばれていても、フレームがチタン製というわけではなく、あくまで色が濃い目のシルバーでチタン色ということだった。フレーム素材はクロモリで、車重は11kgちょっと。スポーツ用の折りたたみ自転車としては標準的らしい。私が注文した、コンポがギア20速のティアグラで、カーボンフォークのモデルと、コンポがギア18速のソラの標準モデルの黒が並んでいた。峠を登ることが多いし、カーボンフォークはなかなか魅力的だったので、上位モデルを選んでしまった。おそらく標準モデルでも、私の脚力ではまったく問題のないレベルだと思うのだが、こういうところで上位モデルを選んでしまうのは、見栄っ張りというか、どうせ買うならって思ってしまう浪費癖、良くないなと、我ながら欠点だなと思う。しかし、もう注文してしまったものは仕方があるまい。自分のもとに来ることになったと思えば、マットなグレー色の車体もなんだか格好良く思えてくる。
 輪行バッグも一緒に注文したのだが、店員に話を聞いておいてよかった。KHS純正の輪行バッグで良いだろうと思っていたのだが、純正バッグを大きめのため、オーストリッチのちび輪バッグを勧められた。オーストリッチの輪行バッグはロードバイク用のものを長年使っているので、安心感がある。なにより純正のものよりもだいぶ小さくて軽量だ。閉店間際に詳しく教えてくれてありがたかった。見直したぞ、青いお店。

なぜF-20R?

 さて、今回、なぜスポーツ走行も可能な折りたたみ自転車(フォールディングバイク)を手に入れようと思ったのか。
 いろいろな理由が重なって決めたことなのだが、大きな要因は、昨年の12月に手に入れた愛車、HONDA S660(通称エスロク)にあると思う。

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エスロクは軽自動車のスポーツカーで、詳しくはまた書こうと思うのだが、最近は、この車でワインディングを走るのが楽しくて仕方がない。しかし、もう5年以上も運動不足が続いているので、なんとかしなくてはと思いつつ、エスロクにも乗り続けたい。ロードバイクは持っているので、復活すればよいのだが、大きすぎてエスロクに積載することはできない。といって、鈍重なミニバンを出すよりも、エスロクを運転したい。何か良い方法はないものだろうかと考えていたのだ。

 いろいろネットで調べたところ、小径車の折りたたみ自転車があり、スポーツ走行もできるモデルがあるとのこと。中でもKHS車のF-20Rはブルホーンハンドルに、少し大きめのタイヤで走りが良いようだ。この自転車をエスロクの助手席に積んで、車で峠を走ったあと、F-20Rでも峠を登ったら良い、そうしよう!と決めた。